|
ユーマ・ソンは1989年の春、北カリフォルニア州のシリコンバレイ(サンフランシスコから南へ1時間)で生まれました。3人兄弟の長男です。生まれたときから音楽が大好きで、いつでもどこでも音楽が流れていると、じっと耳を傾けていました。
6才からクラシックピアノを習い始め、9才の頃にはジャズピアノに惹かれるようになりました。1998年の夏、デビッド・ベンワのコンサートに行ってからは、彼がユーマのインスピレーションとなって、新しい音楽の道が開けました。ユウマは即興とジャズピアノの虜となったのです。ベイエリアの有名なジャズ教師、ドン・ハースとスミス・ドブソンからクラシックとジャズの両方を学び、現在はCSMA(www.arts4all.org)でランディ・マスターズの下で勉強しています。
ユーマはクラシックやジャズのリサイタルで頻繁に演奏するようになりました。ジャズピアノを始めて2年後の2000年には、サンホセ青少年ジャズコンテストで1位を獲得しました。同年、スタインウェイピアノディナーショーでデビッド・ベンワとの共演に招かれ、ヤマハクラビノバのコンサートでは同氏とのデュエットが実現しました。
2001年には、バレイクリスチャン中学校のバンドのジャズピアニストに奨学金でスカウトされました。様々なジャズ活動に関わるうち、コンサートでの演奏経験も増え、リノジャズフェスティバル、セントラルカリフォルニアジャズフェスティバル、サンホセジャズフェスティバルをはじめとする数々のジャズコンテストで、その実力と楽曲が認められるようになりました。その他、ランスアームストロング癌研究基金パーティ、スタインウェイピアノディナーショーなど、多数のイベントでもジャズピアノをソロ演奏しています。
ジャズを最初に作曲したのは2000年の春、ユーマが10才のときでした。以来、数々のオリジナル曲を創作しています。主な作品のうち、最初に発表したのが「Walking On The Cool Side」です。2001年12月には「Looking Up」というオリジナル曲をダウンビートマガジンに送り、第25回オリジナル作曲コンテストで1位となりました。これは、最愛なる恩師のドン・ハスとスミス・ドブソンをしのんで書いた曲でした。
ユーマは映画音楽にも非常に興味があり、映画館に映画を聴きに行くと言っても過言ではありません。暇なときは音楽を聴いたり、いろいろな事を空想して過ごします。空想にふけっていると、自然と音楽が聞こえてきて、そこからユーマのオリジナル曲や即興が出来上がります。暇を見つけては居間の隅にあるピアノに向かって、新しい曲作りに励むユーマがいます。
2003年5月にリリースされたユウマの最初のCDアルバム「Looking Up」は、デビッド・ベンワが解説を書き、ジョン・シフレットとジェイソン・ルイスとの三重奏も加わり、コンテンポラリージャズへのユウマの情熱がよく現れています。オリジナルの3曲「Looking Up」「Gibberish」、「Smooth Samba」、編曲を手がけた「Somewhere in Time」のほか、「Stella by Starlight」。「Forrest Gump Suite」、「Rrecordame」、「Miyuki」の全8曲が収録されています。
ユーマは自らの音楽の才能を磨く一方、知識の流布にも貢献し、同世代の若者たちに大きな影響を与えています。去年の夏はサンホセジャズキャンプでジャズピアノを教えました。2003年の夏にはビラモンタルボで開催されたスリージェネレーションコンサートの一員としてデイブ・ブルベック、デビッド・ベンワと共演する機会に恵まれました。
|